お客さまからの信頼が
次のビジネスにつながっていく。
そのための、誠実さ、正確さ、
感謝の気持ちを大切にしてほしい。
- 執行役員
- 相澤 稔Minoru Aizawa
お客さまの想いはさまざま。
想いに寄り添い、信頼を築く
「誠実さ」が大切です。
三井住友トラスト不動産が若い人財に求めるものは何か？――まず最初にあげるのは「誠実さ」です。不動産という資産に寄せる想いはお客さまそれぞれ異なりますし、扱う物件も多種多様。このような仕事において、お客さまの想いに寄り添い、その信頼を次の機会に結びつけていくためには、誠実であることが何よりも大切になるのです。また、不動産仲介業では、厳格な調査・説明義務が求められます。そのための「正確さ」もとても重要な要件です。
さらに、私たちの仕事はお客さまばかりでなく、じつに多様な人たちとの連携のもとに進められていきます。したがって、人としての基本もおろそかにしてはいけません。たとえば、感謝の気持ちをしっかり言葉で伝えること。報連相を忘れず、人として嘘をつかないこと。そして、こうした日々の中でたえず新しい知識を学び、自らの人間性を高めていく“自己研鑽の姿勢”が重要です。
仕事をしていれば、
壁にぶつかり、もがくことも。
周囲に相談しながら、
自分の成長につなげてほしい。
ポジティブな意欲はいつでも大切です。しかし、仕事に向き合っていると、必ず壁にぶつかります。もちろん私も、入社1年目の頃、壁にぶつかってもがいた経験がありました。だからこそ若い社員の皆さんに伝えているのは、「素直に相談することも仕事のうち」だということ。壁にぶつかったときや困ったときは、一人で悩むのではなくまわりの先輩たちに相談してほしいと思っています。きっと当社の先輩社員たちは、若手の相談に必ず誠実に応えてくれますし、そのような先輩社員に成長できるよう、OJTや研修といった人材育成制度も整備しています。
最後に、当社では現在、お客さまの満足度を高め、そこから得た信頼や情報を次のビジネスにつなげていく「良循環モデル」の構築を目指しています。このモデルは、社員一人ひとりの仕事においても重要です。人と人との巡りあいの中で、大きな仕事の手応えを得て、自分の成長につなげ、そして次なるステップへ……。このような未来に向かう循環こそが、当社の仕事の魅力なのだと思います。誠実で意欲にあふれる若い人たちに、一人でも多く出会えることを願っています。