三井住友信託銀行グループ 三井住友トラスト不動産

RECRUITING SITE

Crosstalk所長×若手座談会

大切なのは、基本をしっかりやること。
センター全体で若手を育てる、
社風と想い。

INTRODUCTION
今回登場いただくのは、センターの所長と期待の若手。普段からプライベートな相談を含めて密にコミュニケーションを取り合っているという二人に、上司と部下の関係性やキャリアを築くために大切なことを話し合ってもらいました。

MEMBER

  • 首都圏 所長
  • 伊藤さん
  • 2003年入社 経済学部卒業
ー 現在の仕事概要
センターでの営業、人事部での採用、育成経験を経て、2018年管理職に。現在は営業推進、人材育成、広告戦略などセンター運営の全般を担っている。
  • 首都圏 総合職
  • 知念さん
  • 2019年入社 経営学部卒業
ー 現在の仕事概要
入社後、営業職として配属。1・2年目はハウスメーカーのお客さまを中心に営業活動を展開。3年目は、信託銀行のお客さまや提携先金融機関の担当も割り当てられるようになったことで、新たな顧客対応を習得。

所属は2022年4月時点

不動産仲介営業の仕事とは?

伊藤
知念君は1年目からハウスメーカーに足繁く通い、いくつもの成約を重ねてきました。最近では銀行案件なども任せられるようになり、業務の幅も広がっていると思うけど、仕事を進めるうえで大切にしているものは何かな?
知念
当たり前のことですが、いつでも、どんな状況でもお客さまの立場で考え、行動することでしょうか。また、経験が浅い分、分からないこともまだまだありますが、決して先延ばしにせずすぐに先輩や所長に質問して、さまざまな認識違いやトラブルを未然に防ぐよう心がけています。
伊藤
そうだね。不動産仲介営業で最も重要なのは誠実な対応だね。面談にしても電話にしてもメールにしても、相手の立場で考え対応することが必要。お客さまの多くは不動産を初めて買う、売る方が多いので、一方通行な提案や説明にならないよう気をつけないといけないね。また、知念君が言ってくれた「お客さまの立場になって考え、行動すること」ももちろん大切。不動産仲介は一つとして同じ物件はないし、お客さまのニーズも異なるからこそ、 “勝ちパターン”なんてものはない。一つひとつの案件に誠実に向き合い、お客さまにとっての最善を追求することが私たちの仕事だよ。
知念
私たち営業にとっては、数多くお手伝いする取引の一つでも、お客さまにとっては一生に一度の大きな買い物ですから。こうした大切にすべきことも、最初は所長やいろんな先輩方に教えていただきました。

“勝ちパターン”はない。
お客さまにとっての最善を
追求するのが私たちの仕事。(伊藤)

仕事の難しさとは?

知念
先日、お客さまから初めて苦言をいただいてしまいました。原因は、コミュニケーション不足。引渡日が平日になったことの認識を合わせられていなかったことからご指摘につながってしまいましたが、今振り返ると、それ以外にもお客さまに不安を与えるような対応が積み重なっていたのだと反省しています。
伊藤
メールのやりとりを見ていると、少しずつお客さまからの文面が厳しくなっていて、少し注意が必要だと感じていたよ。売主さまと買主さま同席の上契約を結ぶ場合は、その場で関係性も構築できるし意思疎通が図りやすいけれど、今回はコロナ禍ということもあり、直接対面しないなかでの契約だったね。こうしたケースでは、両者が対面できていない分、少しの認識違いが大きなトラブルに発展しやすいんだよ。
知念
所長に注意するようアドバイスいただいていたので、お客さまのご要望はしっかり把握してお応えしたつもりではいましたが……。やはり、不動産売買は売主さま・買主さま双方にとって初めてであることが多いし、大きな取引だからこそ不安や心配はつきもの。それを一つずつ取り除き、ご安心いただくための丁寧さに欠けていたのだと思います。お客さまの心、気持ちに寄り添うことが大切だと改めて心に刻んだ案件でした。
伊藤
こうした失敗はもちろんしないに越したことはありませんが、失敗をちゃんと自分の中に学びとして蓄積していくことが重要。そのために私も先輩社員も皆さんの行動を見ているし、サポートが必要そうであればすぐに声をかける。そうやって、一つひとつ成長していって欲しいと思っているよ。

お客さまの気持ちに
寄り添うことが大切だと、
心に刻みました。(知念)

社員が育つ環境とは?

伊藤
センターで大切にしているのはセンター内のコミュニケーションだね。その第一歩として、メンバーには積極的に声をかけて、話しやすい環境を作るよう意識しているよ。特に今はコロナ禍で交代勤務や在宅勤務が増えつつあり、全員が顔を揃える機会も減ってきたけど、メールやメッセ―ジを活用して、タイムリーな報連相を徹底するようメンバーにも伝えているよね。
知念
そうですね。センターは、とにかく雰囲気が良いです。先輩と後輩との関係性が良い意味で近いため、後輩の立場からすると困ったことがあればいつでも質問しやすいのが嬉しいですね。先輩方も親切で、状況に合わせて的確な指示をくださったり、仕事の進め方を教えてくださったりしますし、営業成績に関しても一人ひとりが意識して営業活動をしているため、センター全体が高めあう環境になっていると思います。
伊藤
それは良かった。横浜第一センターは所長や直属の先輩社員だけでなく“メンバー全員で若手を育成する”という意識を持っているため、交流も活発。皆さんのおかげで、良い雰囲気が作れていると感じているよ。実際、私がすることはほとんどないんだよね。
知念
そんなことはないですよ。所長は若手社員の業務、仕事内容を把握して、的確なタイミングでアドバイスや指示をしてくださいます。所長のアドバイスはいつも私の予想し得ない角度からのもので、「そんなこともあるのか」と毎回勉強になります。ところで所長はいくつものセンターを経験されていますが、やはり所長によってセンターに特色が出るものですか?
伊藤
やはりセンターは全員で作りあげるものだから、所長の方針というより、メンバー全員の考え方や姿勢こそが重要だろうね。若手が意欲的なセンターはやはり活気があって、先輩社員やベテランに社員も良い刺激を与えていく。だから、知念君のような若手の皆さんには、ぜひ自分の働きや姿勢がセンターをさらに盛り上げていくきっかけになるということを意識して欲しいね。

“メンバー全員で若手を育成する”
という意識が、
良いセンターをつくっていく。(伊藤)

キャリアを築くうえで
必要なこととは?

知念
私も3年目で、ようやく不動産仲介のイロハがわかり始めてきました。将来は所長のように、何でもできて、お客さまからも社員からも信頼されるような存在になりたいと思っています。今後キャリアを重ねていくうえで何が必要か、ぜひアドバイスをいただきたいです。
伊藤
お客さまから信頼されて頼りにされている人は、社内でも信頼されて頼りにされる。だからまずは、身近な人から信頼を得られるよう、行動することが大切。と言っても、特に難しいことをする必要はないんだよ。時間や約束は必ず守る、挨拶をする、報連相をしっかり行う、わからないことは調べる、素直な気持ちで先輩に聞く、きちんとお礼を言う……。そうした基本動作をしっかりやるということを常に意識するといいと思うよ。
知念
すごく基本的なことばかりですね。
伊藤
そう。さまざまな案件を担当すれば、自ずと知識や経験は増えていくし、人脈やネットワークも広がっていく。でも、どれほど経験を重ねても、基本をおろそかにすれば、人の信頼は一瞬で崩れてしまうよ。だからこそ、どれだけキャリアを重ねても基本が大切だということを覚えていて欲しいんだよね。
知念
はい。これからのキャリアの中でも、その言葉を心に留めておきます。所長は、お客さまに寄り添うだけでなく、社員にも寄り添ってくれる。だからこそ「がんばろう」って思えるんです。一つひとつの案件を自分の経験にしていけるよう、これからも前のめりに取り組んでいきたいと思います!

将来は、お客さまからも社員からも
信頼される存在になりたい。(知念)