Crosstalk所長×若手座談会
“宅建士の資格を取得”
してからが本当のスタート。
入社1年目は徹底して
基礎を学び土台をつくる。
- INTRODUCTION
- 今回は首都圏の営業所長と新卒1年目の期待の新人。いままさに“成長の途中”にいる1年目社員のリアルな日常や成長の仕組み、仕事との向き合い方など、ある営業所のリアルな現場を語り合ってもらいました。
MEMBER
- 首都圏 所長
- 池田さん
- 2011年入社 法学部卒業
- ー 現在の仕事概要
- 同業他社にて経験を積み、さらなる成長を求めて中途入社。センター営業の経験を経て、2021年から管理職に。部下には「任せて見守る」スタンスでの育成を心がけ、神奈川県の人気エリアのセンター長として店舗運営全般を担っている。
- 首都圏 営業担当
- 緑川さん
- 2025年入社
スポーツマネジメント学部卒業
- ー 現在の仕事概要
- 2025年、新卒入社。センター配属後は宅地建物取引士の受験勉強と営業活動を並行しながら10月の宅建士試験に合格。その後はセンターの一員として営業活動に専念している。
※所属は2026年2月時点
社会人1年目はどう始まる?
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池田
- 緑川君が配属されたときのことは、よく覚えています。大学まで体育会サッカー部で活躍していたと聞いていて、どんな方がくるのか楽しみにしていました。実際会ってみて、コミュニケーション能力が高く、有望な新人が来てくれたと思いました。
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緑川
- そうだったんですね。私は配属が決まって所長にご挨拶の電話をしたとき、「厳しそうな方なのかな」と緊張しました。しかし実際にお会いしてみると、第一印象は無駄のないスマートな話し方などから、“仕事ができそう”という感じでした。
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池田
- そうなんだ。なんだか恥ずかしいね。それで、実際に業務が始まって、ギャップはあった?
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緑川
- はい、良い意味でありました。説明会やインターンシップで「銀行系だから土日休めますよ」と聞いていたんですけど、正直「不動産営業だし、そんなに甘くはないはず。結局土日の休みはとれないのでは…?」と思っていましたが、入社してみると、働く時間のルールがしっかりしていて、繁忙期は残業が発生する日もありますが、メリハリをつけ、本当に無理なく働ける職場であると感じています。現にほとんど土日のどちらかは休んでいます。
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池田
- そうだよね。以前と比べると働き方に対する考え方も変わってきたし、会社としても時代に合わせて変化してきています。ほかに、想像と違ったことはある?
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緑川
- もっと“営業にかける時間”が多いと思っていました。でも先輩たちを見ていると、書類作成にかなり時間を使っていて。営業活動以上に、準備する資料が大事なんだと知れたことは、自身の中でも驚きでした。
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池田
- よく気づいたね。重要事項説明書や契約書をはじめそれ以外にも、お客さまにご納得いただくための資料づくりは欠かせません。まずは“やるべきことを正確にやり切る力”を身につけてほしい。でも、それで営業活動時間が少なくていいというわけではないんですよね。限られた時間の中でどう効率よく進めて、“本来やるべき”営業の時間をつくるか──そこが次のステップです。
想像以上に、
良い意味でのギャップが
ありました。(緑川)
宅建士試験が終わって
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池田
- そういえば宅建(宅地建物取引士)合格、おめでとう。簡単な試験じゃないですからね。よく頑張ったね。
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緑川
- ありがとうございます! 4月から10月まで、講座のある日は、半日は会社、半日は予備校という形で勉強させていただきました。試験直前のひと月半くらいは、会社でも会議室で勉強する時間をいただいて、資格取得に集中できたのがとても大きかったです。
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池田
- 当社では「無免許運転のような状態では仕事をさせられない」と考えています。宅建は営業の必須条件です。
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緑川
- 宅建を取ってからは、所長から“自分がメインで担当できる案件”を少しずつ担当させていただけるようになって、ようやく本格的にスタートした感覚があります。
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池田
- 今までは先輩社員との同行などがメインでしたが、まずは査定書の作成に慣れてもらいたい。査定のご相談など、できるところから順番に任せていくからね。
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緑川
- 契約や決済という業務はこれからですよね。まだ知識も経験も足りなくて、その場で判断できないことも多いですが、指導者の先輩についてもらっていますので、迷った時はすぐ相談できています。必要に応じて所長にも確認しながら進めていけるので心強いです。
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池田
- 指導者や先輩と同行できる機会が多いのは、目安として2年目くらいまで。若手のうちは特に先輩や上司と同行して学べる機会も多いので、率先して経験してほしいかな。それから1〜2年目の社員にはよく言いますが、「1回目のミスはいい。誰にでも起こり得る。ただ、2回目以降、同じことは言わせるな」──これは厳しいかもしれませんが、一貫して伝えています。
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緑川
- はい。だから、良い報告だけじゃなく悪い報告でも、スピード感を持って事実を伝えることを意識しています。
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池田
- いいね。「報連相」って、実は“責任の所在を上司に戻す”行為でもあると思っています。報連相があれば、トラブルが起きても私が責任を持てますから。そこはこれからも徹底してほしい。
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緑川
- 配属初日の所長と指導者の先輩と3人で顔合わせをした際も、同じ話をしていただき、すごく印象に残っています。
「報連相は、
責任の所在を
上司に戻すこと」(池田)
不動産仲介の仕事とは?
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池田
- 不動産売買仲介は、本来、案件獲得から契約、引き渡しまで一人が“一気通貫”でやれる仕事です。それが魅力でもあるけれど、一人きりだとミスが起きたときのリスクが大きい。だから当社は、案件によってはペア活動を取り入れ、チームで協力しながら進めることも多くあります。
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緑川
- だからセンターの雰囲気も温かいんですね。入社前は、不動産営業ってライバル意識が強くて、競争するイメージがありました。でも実際は、先輩方が気遣ってくださって、仕事がしやすい環境が整っていると感じます。
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池田
- それはよかった。一つの物件が数千万円から数億円という、取り扱う額が大きいからこそ、誤字脱字や金額の相違のような小さなミスでも信頼を失ってしまうかもしれない。そのためにも複数の目で確認しながら、慎重に進める必要があるからね。
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緑川
- お客さまから収入や年収の書類等、普通なら他人には見せることのないものをお預かりする機会があり、人生に直結する情報を任せていただく重さを実感しました。決して軽い気持ちで向き合ってはならず、信頼される営業にならなくてはいけないと思いました。
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池田
- そうだね。不動産仲介営業は「人生の節目をお手伝いする仕事」。単なる売買ではなく、お客さまの想いや背景、ご家族の事情、将来設計まで汲みながら意思決定を支える。価格や条件以上に、“納得と安心”をつくることが本質だと思います。
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緑川
- はい。私にとっては「人生の舞台」を提案する仕事だと思っています。不動産には資産価値以上の暮らしや思い出という価値があると感じて、この仕事を選びました。私のスタンスとして、お客さま一人ひとりの未来を見据えた提案を大切にしていきたいです。
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池田
- 1年目でそういう想いを持って入ってきてくれたのは嬉しいですね。不動産ほど“人生を左右する判断”に向き合うという仕事は多くないと思います。だからこそ、何年経っても背筋が伸びる緊張感は忘れたくないですね。
私にとっては
「人生の舞台」を
提案する仕事です。(緑川)
成長実感について
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池田
- 4月の頃、普通なら電話に出るのは怖いはずなのに、誰よりも先に電話を取っていたよね。これは緑川君に対して、センターの誰もが認めるところ。最初の頃は側で聞いていても、日本語がおかしくなってしまうほど緊張していて、「お客さまには伝わっていないだろうな」と思うことも多々あったけど(笑)、少しずつ自分の言葉で伝えられるようになってきた、そこは成長を感じたよ。
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緑川
- 正直、実感はあまりないです(笑)。最初の頃は電話1本取るのにも緊張し、難しい話だったらどうしようと考えてしまっていましたが、最近では、電話を取ることへの戸惑いはなくなりました。
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池田
- それに、以前より“一回立ち止まって考えてから話せる”ようになってきたよね。思いついたらすぐ動く、ということも大切ですが、言葉を整理してから伝える意識がついてきたと思うよ。
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緑川
- 嬉しいです。以前、先輩方から「説明が分かりにくい」「整理できていないまま電話している」と具体的にアドバイスをいただいて…。最近は、電話をする前に「何を伝えるか」を一度整理して、確認してから話すようにしています。
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池田
- 指導を受けて意識を変えているのは素晴らしいね。ほかにも、先輩方にもらって印象に残っているアドバイスはある?
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緑川
- 「もっと勢いよくいけ」と言われました。普段は勢いがあるのに、お客さまの前に出ると急に大人しくなって、エンストしているみたいだと。自分でも思い当たることがあるので意識したいです。
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池田
- なるほどね。自分で原因はわかっているの?
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緑川
- まだ自分に自信が持てないからだと思います。案件への理解が浅かったり、不安があったりすると思い切って本来の自分の熱量が出せない気がして…。
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池田
- それも立派な成長ですよ。緑川君の強みであるノリとか熱量とか、学生時代の頃とは勝手が違いますからね。熱量は大事だけれど、仕事では知識と経験の土台があってこそ、本質が伝わるもの。緑川君は今、土台を作っている段階だから。そのうえで、自分らしい熱量を発揮してほしいかな。
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緑川
- はい、ありがとうございます。そういう学生と社会人の違いからくる人間関係のギャップも大きかったです。大学までサッカーをやっていましたが、先輩後輩などの上下関係があまり厳しくない環境でした。入社した当初は、社会人の距離感を掴みきれず、先輩の気分を害してしまったこともありました。
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池田
- そんなことはないと思うけど、難しい部分ではあるよね。でも、緑川君の積極的に自ら距離を縮めにいくコミュニケーション能力は長所だと思うよ。他人との距離感や付き合い方は本当にさまざま。失敗しながらでもいいので、自分らしさを失わず、自分らしいスタイルを見つけていって欲しいと思っています。やり方はいろいろあるから、見守っていますね。
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緑川
- はい。まだ本格的に営業に専念できる環境になったばかりで、これからはもっと先輩方と関わる機会が増えてくると思います。遠慮しすぎても自分らしくないと思うので、積極的にチャレンジしながら頑張っていきます!
今は土台を作っている段階。
成長を見守っていますよ。(池田)
今後のキャリアについて
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緑川
- これから営業職として活躍していくために、最も大切なものは成果だと思っています。ただ、その土台にあるのは信頼です。信頼がなければ上司からもお客さまからも任せてもらえないので、日々の対応や姿勢で信頼を積み重ね、そのうえで結果を出して期待に答えていきたいです。
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池田
- 本当にそのとおり。成果や専門性は、信頼の上に少しずつ積み上がっていくものだよね。私が大事にしている言葉に「正解を当てるな、納得をつくれ」があります。不動産は一つの正解に収まらない。だから、お客さまが納得して選び取れる状態をつくる──それが私の指針となっています。
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緑川
- 確かに、正解は一つじゃないですよね。自分に対してもお客さまに対しても当てはまる言葉だと思います。不動産仲介の仕事は正直難しいです。知識も経験も足りないと痛感する場面が多く、思うように結果が出ないこともあります。ただ、だからこそ、やりがいのある仕事だと感じています。
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池田
- たしかに簡単な仕事ではないよね。だけど、努力が確実に力になることは間違いない。ぜひ、お客さまのさまざまな人生に関わる責任と達成感を感じながら、経験を積み重ねてもらいたいです。また、これから入社する方には周りに相談できる環境も含めて、“安心して挑戦できる”という実感を持ってほしいですね。
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緑川
- はい。挫けそうになっても、当社には相談しながら進められる環境があります。ぜひ前向きな気持ちで挑戦してほしいです。
大切なのは成果。
その土台にあるのは
信頼です。(緑川)